山にまつわる怖い・不思議な話(山怖まとめ)

山の怖い話、不思議な話をまとめています。

日本兵と船幽霊

      2015/08/25

>>790
沼御前と河童が友達探しでもしてるんですかねえ。
船べりに手をかけるといえば船幽霊や戦時中の悲話を思い出します。
不安定な小舟で恐れられたのは転覆や沈没ですが、そのような事象へのおそれがこうしたモノの行動になったのかもしれませんね。

>>796
「戦時中の悲話」とは具体的にどういうことがあったのでしょう?
幽霊が船べりに手をかけたり、ということがたくさんあったということですか?
819ぽたみがん:04/01/14 03:10
>>818
横レスなのですが、おそらく生身ではないかと…

スレ違いながら、コピペ

太平洋戦争末期、北海道の漁村にある日たくさんの日本兵の水死体が流れ着いた。数は500体近く。
どうやら兵士を満載した輸送船がアメリカの潜水艦に攻撃され、沖合いで沈没したらしい。
死体の中に将校のものは無かった。将校たちは救命艇で脱出できたようだ。
死体を収容していた漁師たちは、奇妙なことに気づいた。腕のない死体がかなり混じっているのだ。
手首の欠けているものもあれば、上膊部から失われているものもある。
海水に洗われて血はにじみ出ていなかったが、鋭利なもので断ち切られたように断面は平らだった。
中には片腕がない上に、顔面に深々と裂傷の刻まれているものもある。
船から海中に飛びこんだ折に出来た傷かとも思えたが、死体の半ば以上が腕を切り落とされていることは異様だった。
以下は救命艇に乗り生き残った将校の証言である。

船べりに手が重なってきた。
三角波にくわえて周囲から手で押されるので、舟艇は激しくゆれた。
乗ってくれば沈むということよりも、船べりをおおった手が恐ろしくてならなかった。
海面は兵の体でうずまり、その中に三隻の舟艇がはさまっていた。
他の舟艇で将校が一斉に軍刀をぬき、私の乗っていた船でも軍刀がぬかれた。
手に対する恐怖感が軍刀をふるわせたのだ。
切っても切っても、また新たな手がつかまってきた。
腕を切られた兵士は沈んでいく者もいたが、そのまま泳いでいる者もいた。

その将校によると、彼らは言っていたという。
「天皇陛下万歳、」と。
しかしその真偽は誰にも分からない。

>>818
戦国時代、出雲遠征に失敗して退却した大内勢の軍船でも、
船べりに群がる落ち武者の腕を、味方の武士が払ったとか。
尤も、戦時に限らず「カルネアデスの板」の話のように、
難破船ではよくある話なんでしょうねぇ…

あ、海にまつわる怖い話になってる。

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出典:http://hobby4.2ch.net/test/read.cgi/occult/1071631841/