山にまつわる怖い・不思議な話(山怖まとめ)

山の怖い話、不思議な話をまとめています。

ヒヨリさん

      2015/08/25

789雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :04/01/13 00:42
友人の話。

仕事で山にこもっている時に長雨に祟られた。
雨天の中、遠くの岩山を見ていると、何か大きな影が岩壁から浮き出してきた。
それは山ほどもある好々爺の姿をしており、彼を見てにっこりと笑った。
仰天していると、すうっと透き通って消えたそうだ。

親方のところに報告すると次のように言われた。
ああ、ヒヨリさんが出たのか。じきに雨も止むな。
確かにそれからすぐ雨は止んだのだという。

雷鳥さんの話はバラエティに富んでいて、聞いていて面白いですね。

>>789
日和坊ですな。
鳥山石燕『今昔画図続百鬼』晦巻に
「常州の深山にあるよし。雨天の節は影見えず。日和なれば形あらはるると云。
 今婦人女子てるてる法師といふものを紙にてつくりて、晴をいのるは、この霊を祭れるにや。」
とあります。
常州(常陸国、今の茨城県北東部にあたる地域)の深山に、晴れの時のみ姿を現すもののようですね。
てるてる坊主の起源になったなどという説も紹介されていうます。
ちなみに、西日本のお年よりなんかは今でもてるてる坊主のことを「日和坊主」といったりするとかしないとか。

>>790
沼御前と河童が友達探しでもしてるんですかねえ。
船べりに手をかけるといえば船幽霊や戦時中の悲話を思い出します。
不安定な小舟で恐れられたのは転覆や沈没ですが、そのような事象へのおそれがこうしたモノの行動になったのかもしれませんね。

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出典:http://hobby4.2ch.net/test/read.cgi/occult/1071631841/