暗くなってきた森の小道を歩いていると
2015/12/04
何か言い表す事が出来ないが
まったくその手のセンスがない僕にもひしひしと気配が伝わってくる
ポラロイドを首に下げ、
集音マイクを片手にいろいろな山や森を歩いてきたこの数年間
どんなに噂になっている場所でも収穫は無かった
今日は必ず何かを記録できそうだ
内心ほくそ笑みながら暗くなってきた森の小道を歩いていると
突然前に進めなくなった、
足は動いているそれなのに全く前に進んでいない
足踏みと言うかまるでムーンウォークのようだ
無意識に首のカメラをとり前方に向かってシャッターを切る
ピカッとフラッシュが瞬く
いきなり体が前に進みもんどりうって顔から倒れ込んでしまった
ベチャリとゆう音とウィーンと印画紙がモーターで送り出される音が同時にした
臭い、ベチャリの方は何か動物の糞に顔がぶつかった音の様だ
そんなことには構っていられない
送り出された印画紙をペンライトで照らして見ると全面に暗灰色の物が写っている
表面はブロック塀のの様に痘痕だがツヤツヤとしてフラッシュの光を反射している、
とうとうやった!
何か不思議なものを捉えた!
つうか道に迷いました…orz