山奥に住む爺さんの話
2015/09/02
三重県のかなり山奥に住んでた、隣が100M先とか。
じいさんが風呂に入ってたら、戸をドンドン叩かれ
「○○やんよ~、○○やんよ~」とじいを呼ぶ声、出てみたら誰もいない
電話がかかって来て、声の主の家族から病院で亡くなったとこだと
無二の友人だった。
人魂のような光が、一軒の家にふらふらと吸い込まれていく
「あ~あ、あそこの○○さんとこもお迎えが来よったわ」
てな感じで村民の死期が予想できた。
一度、プロパンが爆発して部屋と屋根が垂直に吹っ飛んだが、なぜか先逝した
ばあさんの位牌だけが残った屋根の上に正座してた、じいは無傷。
じいが亡くなったあと、家の前の田んぼには、白蛇が死んでいた
守り神だそうだ、そいえば、特に蛇は絶対殺生してはいかんと可愛いがわられてた。
ような事が平然と語られた事に子供心に怖かった
その他、いろんな非現実的なことがいろいろ聞かされた。
当然、うちの母もそこで暮らしてた訳で「ふーん、あったねー」てな感じでした。
ちなみにじいは満州進軍で中国人を2,30人は殺って勲章もらった
が口癖でした、このほうが怖いけど。