友達A、B、Cと俺とで近くの山にサバゲーをしに行った時、白い奴が
2017/05/09
869: 本当にあった怖い名無し 2006/02/22(水) 09:49:48 ID:HDPU4PIYO
ずっと迷ってたが、話す決心がついた
去年の夏。友達A、B、Cと俺とで近くの山にサバゲーをしに行った。
ちなみに田舎だ。
俺とAは原付で、後の2人は自転車だったので俺とAが先に着いて2人を待っていた。
十数分して2人が着いて、俺達は徒歩で山の奥に入って行った。
前々から目をつけていた場所で、その時初めて行ったんだが実際サバゲーにはもってこいの場所だった。
2対2のチーム戦(俺、B対A、C)で最初は麓からすぐ近くで遊んでいたが、テンションがあがるにつれ奥へ奥へと入って行った。
1時間過ぎた頃には麓から相当離れた所に来ていたと思う。
俺とBが茂みに隠れ息を潜めていると、「おーい!○○(俺)ー!」と俺達を呼ぶAの声が聞こえた。
去年の夏。友達A、B、Cと俺とで近くの山にサバゲーをしに行った。
ちなみに田舎だ。
俺とAは原付で、後の2人は自転車だったので俺とAが先に着いて2人を待っていた。
十数分して2人が着いて、俺達は徒歩で山の奥に入って行った。
前々から目をつけていた場所で、その時初めて行ったんだが実際サバゲーにはもってこいの場所だった。
2対2のチーム戦(俺、B対A、C)で最初は麓からすぐ近くで遊んでいたが、テンションがあがるにつれ奥へ奥へと入って行った。
1時間過ぎた頃には麓から相当離れた所に来ていたと思う。
俺とBが茂みに隠れ息を潜めていると、「おーい!○○(俺)ー!」と俺達を呼ぶAの声が聞こえた。
870: 本当にあった怖い名無し 2006/02/22(水) 10:07:52 ID:HDPU4PIYO
俺とBが茂みから出ていくとAが1人で俺達のほうへ走ってきた。
「どうした?」とBが聞くと、「Cがいない!」と顔を真っ青にしながら言った。
とりあえずAを落ち着かせ、事情を聞いた。
するとAとCは俺達を挟み撃ちにするべく二手に別れて行動を取ったらしい。Aが俺達のほうへ来てもCがいっこうに来ないので心配になって俺達を呼んだというわけ。
もしかしたらケガでもしたのかもということになり、俺達3人はCを探すことにした。
まずAとCが二手に別れた場所に行き、そこからCが向かった方向へ進んだ。
しばらく歩いていたらCはいた。地面に座り込んである一点を見つめてる。
俺が「おい!C大丈夫か?」と言っても返事はなく、ただただ一点を見つめるだけ。
その見つめる先というのはただの林で何もない。
とにかくケガをしてないことを確認し、Cを立たせようとして俺とBがCの腋に手をかけた瞬間、「あぎゃぎゃぎゃぎゃ!!」とCが叫びとも笑い声ともとれる声をあげた。
「どうした?」とBが聞くと、「Cがいない!」と顔を真っ青にしながら言った。
とりあえずAを落ち着かせ、事情を聞いた。
するとAとCは俺達を挟み撃ちにするべく二手に別れて行動を取ったらしい。Aが俺達のほうへ来てもCがいっこうに来ないので心配になって俺達を呼んだというわけ。
もしかしたらケガでもしたのかもということになり、俺達3人はCを探すことにした。
まずAとCが二手に別れた場所に行き、そこからCが向かった方向へ進んだ。
しばらく歩いていたらCはいた。地面に座り込んである一点を見つめてる。
俺が「おい!C大丈夫か?」と言っても返事はなく、ただただ一点を見つめるだけ。
その見つめる先というのはただの林で何もない。
とにかくケガをしてないことを確認し、Cを立たせようとして俺とBがCの腋に手をかけた瞬間、「あぎゃぎゃぎゃぎゃ!!」とCが叫びとも笑い声ともとれる声をあげた。
871: 本当にあった怖い名無し 2006/02/22(水) 10:34:04 ID:HDPU4PIYO
俺達はその声にビビって一瞬退いたよ。
そしたら途端にCは奇声を発しながら体をくねらすようにして踊り?はじめた。
ビビり屋の俺はもうそれが怖くて(とにかく表情がやばい、目が死んでる)泣きそうになった。
Aが必死でなだめるがCはただ踊りながら奇声を発するだけ。
もともと力の強いCを無理やり引っ張ることもできず、俺達はおろおろしていた。
俺はさっきからCが凝視してる先が気になって、よく目を凝らして見てみた。
そしたら林の向こう、木と木の間になんていうか白い人間のような物体が見えた。
「ねえ!なんかいる!」と言ってAとBにも見るよう促した。
もっとよく見てみると、動いてるようだ。くねくねくねくね、まるで暴れるミミズみたいに。
もう俺は半泣きだった。さっき言った通り俺はビビりだ。
「おい、なんだあれ…」とBが言うと、Aが「見てくる!」と言い走って行ってしまった。
俺は一生懸命行くなと呼びかけたが遅かった。
そしたら途端にCは奇声を発しながら体をくねらすようにして踊り?はじめた。
ビビり屋の俺はもうそれが怖くて(とにかく表情がやばい、目が死んでる)泣きそうになった。
Aが必死でなだめるがCはただ踊りながら奇声を発するだけ。
もともと力の強いCを無理やり引っ張ることもできず、俺達はおろおろしていた。
俺はさっきからCが凝視してる先が気になって、よく目を凝らして見てみた。
そしたら林の向こう、木と木の間になんていうか白い人間のような物体が見えた。
「ねえ!なんかいる!」と言ってAとBにも見るよう促した。
もっとよく見てみると、動いてるようだ。くねくねくねくね、まるで暴れるミミズみたいに。
もう俺は半泣きだった。さっき言った通り俺はビビりだ。
「おい、なんだあれ…」とBが言うと、Aが「見てくる!」と言い走って行ってしまった。
俺は一生懸命行くなと呼びかけたが遅かった。
Aは白い奴がいたその場にしゃがみこみ戻ってこなかった。
白い奴はいつの間にか消えていた。
AはCと同じように狂ったようにくねくね踊ったり奇声を発したりした。
現在AとCは精神病院にいる。
Bはあの話を絶対したがらない。
結局あの白い奴がなんだったのかはわからないし、あの山にも行ってない。
俺が体験した一番怖い出来事だ。