SOS
2016/12/26
自分がまだ小学生くらいの時に、山で遭難した人が遺体で発見された
というニュースがテレビでやってたのね。
で、その時に画面に映っていた、その亡くなった方が作ったと思われる、
木の枝を地面に並べて作られた「SOS」の文字が未だに忘れられないのよ。
山の中腹あたりの、ちょっと開けた場所に白い文字で大きく「SOS」って
書いているのを、報道のヘリが上から旋回しながら写してたやつなんだけど。
その事件の内容はからっきし思い出せないのだが、
未だにその映像がトラウマになってて、山が怖い。
誰か知ってる人おらんかなー。
北海道大雪山系での事件ですね。
木を並べて作った「SOS」の文字、
自分でラジカセに吹き込んだ「助けて」の声、
遺体は熊か何かに食われたらしく、ほとんど残っておらず、
遺骨も広範囲に散乱していたという。よく覚えてます。
死亡から発見まで数年たっていたらしいです。
数年間、全く人が入らない地域がまだあるんですね。
ああ、それです!
そうそう、ラジカセに声が吹き込まれてたってのもありましたよね。
何と言うか、「SOS」の文字やそのラジカセに残された声とかが、
物質化された「幽霊」見たいな感じですげー怖かったのを覚えてます。
遭難したのは男性であるということが判明したけど、
現場周辺に散乱してた遺骨は女性のもので
しかも事件よりも前に亡くなったということがわかって、
結局遭難した男性の行方は不明のまんまなんだっけ。
で、現場周辺は崖のない地形だったのに
テープのセリフに「崖の上で・・・」という言葉があったのと、
残されたテープやノートがアニメのキャラのイラストだらけだったことから、
アニメの「鉄腕アトム」に出てくる「木をSOSの字に並べて助けを求める」
というエピソードを真似してたら本当に遭難しちゃったんじゃないか、
とかいろいろと推理されたけど、それもこじつけっぽくて
結局真相はわからずじまい。
いずれにせよいろいろと不気味な事件だ。
SOS遭難事件
1989年7月24日午後、大雪山系で黒岳から旭岳に向かう途中に行方不明になった登山者を捜索していた北海道警察のヘリコプターが、登山ルートから外れた旭岳南方の忠別川源流部で、倒木を積み上げて造られたSOSという文字を発見。行方不明だった登山者はそこから2、3キロ北で無事救助されたが、SOSの文字については知らないと話した。別の遭難者がいたと見た北海道警察は、翌日改めてヘリコプターを派遣し、調査を進めた。その結果、動物により噛まれた痕のある人骨の破片とSOSと叫ぶ若い男の声が記録されたカセットテープレコーダーなどが収容された。最終的には、行方不明者のリストや遺留品から1984年頃に遭難した男性と特定されたが、一時、人骨は女性のものと判定され混乱を来した。なお、遭難者の友人によると、この男性は鉄道写真を趣味としていたことから、廃線跡を撮りに行って道に迷い遭難したと思われるとのこと。
https://ja.wikipedia.org/wiki/SOS%E9%81%AD%E9%9B%A3%E4%BA%8B%E4%BB%B6