真っ白な和服の女

お爺ちゃんの父親の話しっす。(以下、大爺で)文章へたで長文です御免なさい。

大爺は炭鉱で有名なF県に生まれ、山師(炭鉱を掘り当てる一攫千金の仕事)を生業にしていた大爺がある日、仲のいい炭焼き小屋のおっちゃんを訪ねて一杯やろうと夜の山道を登っていたそうです。

夜の山道、提灯ぶら下げて歩いていると一本道の5～6m先から真っ白な和服(結婚式できるような？)を着た女が1人で歩いてきたそうです。
大爺は、こんな時間に炭焼き小屋しか繋がってない一本道を女が1人で歩いてくるのはおかしいと思いつつもすれ違いざまに、おばんです～とご挨拶をして女の顔を見た瞬間、腰を抜かしそうになった。
その女の口は耳元まで裂けるほど大きく、ケタケタケタケタと笑ってこちらを見た、大爺は提灯ぶん投げて炭焼き小屋までダッシュ、後ろではケタケタケタケタと笑いながら化物が追っかけてくる、ようやく炭焼き小屋までたどり着き小屋の扉を叩き早く入れてくれっ　と小屋の中に入り、今おきた事を説明すると炭焼き小屋のおっちゃんは扉を開けて外の様子を伺ったそうです、確かに外の薮の中こちらを見てる鬼のような形相の女がこちらを見ていてすぐに消えたそうです。
大爺は後に、狐に恨みでもかったかな～？って言ってたそうです。
下手くそ長文失礼しました。

コメントする

提供：イボミ さん