ああ、きたな
792 :地空海川 osk10-p107.flets.hi-ho.ne.jp水石谷気:04/04/29 23:08 ID:eZcfXxX5
町の中にある山に登ったときの話なんだけど。
僕が登ったのは大して高くもない小さい山。幽霊なんて出そうにないほど。
でもその山の頂上には日本でも有数の大きい神社があって、
そこにいく途中の登山道には神々しい雰囲気が漂っていた。
たいていの人はケーブルカーとかで登ってしまうので、
登山道を使う人なんて本当に少なく、僕一人でずっと登り続けていた。
すると突然、前方でがさがさという音。
奇妙なほど静かな中でその音は明らかに異質だった。
「ああ、きたな」とはっきり感じた。
その音はだんだん近づいてきて登山道に出て、やがて僕の目の前を横切った。
足音は確かに目の前を横切ったのに、姿は見えなかった。
この山には神様と関係したものが住んでいるのかもと思った。
その道を歩いていることに恐縮し、感謝しながら歩いた。
僕が登ったのは大して高くもない小さい山。幽霊なんて出そうにないほど。
でもその山の頂上には日本でも有数の大きい神社があって、
そこにいく途中の登山道には神々しい雰囲気が漂っていた。
たいていの人はケーブルカーとかで登ってしまうので、
登山道を使う人なんて本当に少なく、僕一人でずっと登り続けていた。
すると突然、前方でがさがさという音。
奇妙なほど静かな中でその音は明らかに異質だった。
「ああ、きたな」とはっきり感じた。
その音はだんだん近づいてきて登山道に出て、やがて僕の目の前を横切った。
足音は確かに目の前を横切ったのに、姿は見えなかった。
この山には神様と関係したものが住んでいるのかもと思った。
その道を歩いていることに恐縮し、感謝しながら歩いた。