糞投げ猿
2015/09/06
家の爺さんも若い頃はそこそこ腕のいい漁師だったらしい。その頃、猿達によって畑が
甚大な被害を受けていたそうで、爺さんに猿を退治して欲しいという依頼が来たそうだ。
二つ返事で引き受けた爺さんは早速山に入り、次々と猿を仕留める爺さん。
しかし猿達もやられてばかりではなかった。20匹はいようかという猿達が、手に手に
糞を持って爺さんに一斉に投げつけてきたのだ。
負けじと応戦する爺さんだったが、木から木を縦横無尽に飛び回りながら糞攻撃をしてくる
猿には勝てなかった。
爺さんは糞まみれになりながら方々の体で逃げ帰って来たそうだ。
猿って怖いね。