山にまつわる怖い・不思議な話(山怖まとめ)

山の怖い話、不思議な話をまとめています。

全身をくねらす案山子

   

580雷鳥一号:03/11/16 23:37
知り合いの話。

家族で山の高原に遊びに出かけたのだという。
ススキの野原で秋の風を楽しんでいる時、妙なものに気がついた。
原っぱの向こう側に、案山子が一つだけ立っていた。
案山子といっても、全身をくねらせているように動いている。
こんな人里離れた場所に電気はないだろうし、動力は一体何だろう?
そんなことを考えていたそうだ。

子供がいきなり、おーいと言って、その案山子に向かって手を振った。
案山子は、ひょいと手を上げて振り返してきた。
それを見た途端、彼は子供を抱えて車まで走り戻ったそうだ。

581あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/11/16 23:43
とうとう、くねくねが・・・。
583雷鳥一号:03/11/16 23:52
>>581
やっぱり連想しちゃいますか。
この話は、以前の職場の同僚から聞いたのですが、思わず「おおっ!」と
こぶしを握ってしまいました。
この気持ち、怪談コレクターなら分かってくれるのではないかと(笑)。
その人は、生きている案山子を見たで~、くらいのつもりだったみたいで、
くねくねの話を教えると「わしゃ発狂しとらん」と言下に否定されました。

しかし、くねくねって一体ナンなんでしょうねぇ?

587聞いた話:03/11/17 01:00
山でくねくねに似たモノを見たという話は私も聞いた事がありますよ。
ただ、随分前に聞いた話なので記憶が曖昧になっているので、
もう一度話を聞いてから書き込もうかと思います。

山の怪異というのは、確かに奇妙で不思議な話が多いですね。
その一方で、当事者が何らかの不利益を被るケースでは、
何がしかの「ことわり」の存在が感じられるような気がします。
私としては、『山には山の理があって人はその一部しか知覚出来ない』
という風に解釈しているのですが…
何はともあれ、自分もそんな山の怪異譚に魅了された一人なんです。

さて、次の書き込みは、以前書き込む際に使っていた様式に収める事ができなかった話です。
要するに少し長い話なのですが、先に述べた「奇妙で不思議な話」ではあると思うので、ご容赦の程。

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出典:http://hobby4.2ch.net/test/read.cgi/occult/1053937529/