瓢箪
413 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/10/27 18:56
木地師が山中でろくろを回して木を削っていたところ、不意に体の自由が利かなくなった。
当惑する木地師をよそに手は自然と動き、気が付くと目の前のろくろには大きな瓢箪が乗っていた。
見るうちに、瓢箪の口のあたりを食い破って中から大きな鉄砲虫がモゾモゾと這いだしてきた。
虫が出てきた穴を覗くと、日の光が透けるほどの厚みで瓢箪の中身が綺麗にくり抜かれていた。
当惑する木地師をよそに手は自然と動き、気が付くと目の前のろくろには大きな瓢箪が乗っていた。
見るうちに、瓢箪の口のあたりを食い破って中から大きな鉄砲虫がモゾモゾと這いだしてきた。
虫が出てきた穴を覗くと、日の光が透けるほどの厚みで瓢箪の中身が綺麗にくり抜かれていた。