山にまつわる怖い・不思議な話(山怖まとめ)

山の怖い話、不思議な話をまとめています。

山で遺跡の発掘調査していたとき

      2015/12/17

697: 本当にあった怖い名無し 2005/04/03(日) 21:01:10 ID:x9579JeC0
皆さんほど不思議な話ではありませんが、

今から10年程前、山で遺跡の発掘調査をしておりました。
はじめた頃は、作業員の応募が少なく2人の地元の方しかいませんでした。
地元の作業員は、しきりに「山の神様にお供えはしたか?」聞くので、「しなくても大丈夫だ」と
答えていました。「やっとかないと山の神さんおこるかもよ」と冗談ぽく毎日のように言われて
ました。
当然そのような予算はないので、お供えをするとすれば自腹を切らなければならず、おまけ
に迷信は信じていなかったので、聞き流していました。
ある日、山の表土をパワーショベルを使って剥ぐ作業をしていたところ、現場へ登るスロープ
に向かって、作業員が小型のダンプ(乗用ではない土砂運搬用)に荷物を載せ、機械を操作
しながら歩いていきました。
普段なら、パワーショベルの旋回内に入らなければ危険はないのですが、そのときは何か
危険を感じて15mほど手前で待機するように言いました。

698: 本当にあった怖い名無し 2005/04/03(日) 21:02:01 ID:x9579JeC0
つづき

それでもいやな予感はおさまらないので、一応スロープから出るように言いました。
そして、よけ終わってから数秒後、「ダァーン!」と、ものすごい音を立ててパワーショベルが
倒れてきました。
スロープは坂になっていたので、パワーショベルはキャタピラを上にしてひっくり返り、アーム
の先のバケットは丁度先ほど作業員がいたところにあり、よけていなければ作業員はおろか
私まで命はなかったと思います。
作業員からは、「あんた命の恩人だ!」と言っていただきましたが、生きた心地がせずしばら
く呆然としていました。
幸いパワーショベルのオペレーターも無傷で、大事には至りませんでした。
原因は人為的なミスでしたが、翌日さっそく酒と塩を買い、現場の四隅にまき山の神様に今
後の無事をお願いしたのはいうまでもありません。
事故後、作業員が「山の神様は女の神様だから、案外あんた気に入られたのかもよ」とか言
っていたので、気休めでも怒っていたのではなくて守ってくれたんだと思うようにしました。

その後は作業員も増えて特に何事もなかったのですが、倒れたパワーショベルを元に戻す
ときに、つっていたワイヤーが切れ、もう一度パワーショベルは坂を転がったわけですが、そ
のときに油圧の油が血を吹いたように出ていた光景を見たときは、機械なのになんだか悲し
くなりました。

面白くもない長文すいません。

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