誰かに見つけて欲しかった
小学生時代に、林間学校などでオリエンテーリングというゲーム?があった。
安全そうな山で行われる。
一定時間内に、いくつかのチェックポイントを通ってゴールするというもの。
分かれ道などにはいくつかの石で矢印が書いてあったり特徴的な小枝が落ちていたり、
木にチョークでしるしがついていたり。
本当に、迷うと危なそうなところには教師が立っていた。
ある年のオリエンテーリングが、急に中止になった。
当日、本番前に下見をした教師がそこで自殺死体を見つけたのだ。
これから先は子供同士の伝聞なので本当かどうか怪しいが…。
その死体が見つかったときの状況だが、
オリエンテーリングで使う、「こちらの方向へ」石の矢印が
死体のある道の方に置いてあったらしい。
「やはり、誰かに見つけて欲しかったのだろうか」と、
先生たちが職員室で話していたのをクラスの学級委員が小耳に挟んだそうな。
出典:http://hobby5.2ch.net/occult/kako/1084/10843/1084366168.html