義手
2016/12/26
それは結構この板でも話題になったことのある話ですわな。
・・・と、ガイシュツで済ますのもなんなので。以前それ読んだとき、
自分が「片方の手からしか届かないポケット」の服を結構持ってる事に気付いたw
まだ登山といっても、岩登りに手を出したいな、と考えてる程度の頃。
実際いざという時どっちの手が自由になるか分からないわけだし、という
当たり前のことにやっとこ気付いたわけで・・・
以来、緊急用のものの収納は両手からアクセスできることを確認するようになった。
まあ、馬鹿もひょんなことから学習することがあるという・・・スレ違いで失礼。
えーと、スレタイどおりの話・・・
初冬、薄雪のひと気のない低山を歩いてたら、野犬の喰い痕のある遺体を見つけてしまった。
見つける直前に何か生き物が去って行ったのを見ていたので
野犬がまだ近くにいたらどうしよう、との恐怖から喰われた痕をじーっと観察した。
傷口に蛆が湧いたあと(さなぎのかけらとか)があったので古い喰い痕と判断。
ほっとしたのもつかの間
見るんじゃなかったかもorz
とちょっと後悔しつつ警察に連絡しマスタ。来るまでの間、待ちながかったよーー(ノД`)・゜・。
元々あけっぴろげな性格だから見られて困るようなものは別に入ってないなあ。
なんかつまんないですね、自分。
これだけではなんなのでひとつ。
イギリス人が山で事故にあった。落石に右腕が挟まれてびくともしない。
六日間そのまま偶然の救出を待ったが、携帯もなく誰も彼がそこで動けないことを知るものはいない。
体はどんどん衰弱してこのままだと死を待つしかないのを悟った彼は、携帯ナイフを取り出した。
意を決して自分の右腕に刃を入れた。錆びていて良く切れないので時間がかかる。
そのうち刃が骨に当たった。小さなナイフでは骨は切れない。彼は手ごろな岩を掴むと右と左から
骨を打ちつけて折ったという。
右腕をちぎり落とした後、麓まで自力で歩いた。途中では片腕で崖も上らなければならなかった。
出血多量で危なかったが生き残ってテレビのインタビューに答える彼の右腕は義手だった。
終始ニコニコとしていた。
昨日の朝、イギリスのワイドショーで見たことです。