山にまつわる怖い・不思議な話(山怖まとめ)

山の怖い話、不思議な話をまとめています。

畦横の水路を掃除していた時山と積まれた籾殻が燃やされていた

      2016/03/01

208: 雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ 2005/10/29(土) 21:14:56 ID:wl5xELYR0
友人の話。

彼女の実家は山村で米作りを営んでいる。
稲刈りも終わった頃、畦横の水路を掃除していた時のことだ。
作業している彼女の背後では、山と積まれた籾殻が燃やされていた。
燃やすといっても炎を上げて燃やすのではなく、線香のようにゆっくりと
数日間かけて灰にするのだそうだ。

スコップと土嚢袋を手に掃除をしていると、場違いな声が背後から聞こえた。

 あぁ~~ぁ ふぃ~~ぃ

まるで中年男性が、風呂に肩までつかった時のような、気持ち良さ気な声。
ぎょっとして振り返ってみたが、薄い煙を上げる籾の他は何も見当たらない。
気にしないことにして作業に戻ったが、その後も同じ声を何回か耳にした。

何かが暖を取っていたのかな? そんなことを考えた。
以来、毎年籾殼に火を着けるたびに、その声を思い出すという。

コメントする