何年も耕作していない、いわゆる休耕地
2016/01/02
畑と言っても、もう何年も耕作していない、いわゆる休耕地。
たどり着くだけでも大変な荒れた山道の果てにある不便な
土地なので完全放置してもかまわないのだが、ご先祖様に
申し訳ないというおとんの遺言には勝てない。
仕方なく年に2、3回は草刈、枝打ちに出かけることになる。
そんなわけでウチの畑は、周囲の畑のほとんどが竹林や
桑林と化してしまった今でも、かろうじて原型を留めている。
で、その畑なんだが、この数年、気になっていることが一つ。
行くたびに林未満藪以上という状態になっている畑を切り払って
いくと、塚が顔を出す。
それも行くたびに増殖しているっぽい。
もっと嫌なのは、その大きさがちょうど人間一人埋められるくらい
なこと。
ただ、その上には他の場所と同様に雑木や雑草が生えているので、
たぶん人為的な物ではないと推定できるのが救いになっている。
誰が掘り起こしたりすれば、植物の成長に差がでるはず。
……そうだと信じている。
行くときには刃物しか持っていかないので、掘り起こしたことはない
のだが、なんか不気味。